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「第11回永井隆平和記念・長崎賞」受賞者発表

永井隆平和記念・長崎賞委員会が12月7日に長崎市内で開催され、第11回の受賞者はウクライナ国立放射線医学研究センターの「ドミトリー・バジーカ」所長に決定いたしました。

授賞式は平成29年2月10日(金)午後16時よりホテルニュー長崎(長崎市内)において開催予定です。

受賞者について

  • 『ドミトリー バジーカ(Dymytrii Bazyka)』
  • ウクライナ共和国 1952年11月7日生(64歳)
  • ウクライナ国立放射線医学研究センター所長
  • < 主な略歴 >
  • 1987年~ 国立放射線医学研究センター臨床免疫ラボ研究員として免疫学を専攻
  • 2011年~現在 国立放射線医学研究センター所長
< 受賞の理由 >

ドミトリー・バジーカ氏の研究の分野は放射線生物学、疫学、免疫学、放射線防護学と多岐にわたっている。
チェルノブイリ原発事故直後の1986年4月より被曝した内務省職員の治療に医療専門家として参加し、国立放射線医学センターにおいて放射線被曝の研究を開始した。
1987年5月に臨床免疫学検査室において、上級研究者として細胞性免疫と放射線被曝による免疫不全の治療に関する研究を行った。
1989年から1996年にかけて30kmの立ち入り禁止地域の除染作業員のため放射線被曝による急性放射線障害の治療の開発研究を行った。
1996年から放射線誘発性白血病の診断と骨髄異形成症候群、治療の副作用の低減化の研究を行った。

国際的には2008年からUNSCEAR(原子放射線の影響に関する国連科学委員会)に参加し、2011年からはウクライナの代表を務めている。

バジーカ氏はチェルノブイリ原発事故により被曝した人々への治療と放射線の健康影響に関する研究に尽力され、低線量被曝の初期及び晩発期における基礎及び臨床医学の研究分野において多大な貢献をなされている。

また、バジーカ氏はチェルノブイリ原発事故後の汚染地域に住む人々の二次性免疫不全の治療や血液学領域の健康影響についても顕著な研究業績を残している。

これらの活動を評価し、今回の受賞となった。

永井隆平和記念・長崎賞について

< 賞の目的 >

旧制長崎医科大学放射線医学教室 永井 隆 教授の崇高な平和希求の精神を引き継ぎ、国際社会におけるヒバクシャ医療への貢献者を広く顕彰することにより、その継承者を育成し、将来に向けた原爆関連医療の遺産を継承する。
平成7年に長崎原爆被爆50周年の記念事業として創設。

< 対象 >

原子爆弾による被爆者及び放射線被曝事故等による被災者に対する治療及び調査研究等の分野において、ヒバクシャ医療の向上・発展、ヒバクシャの福祉の向上を通じて世界平和に貢献し、将来にわたる活躍が期待される国内外の個人又は団体。

< 受賞者の選考 >

国内外の学者、有識者等の個人並びに大学、調査・研究機関、自治体等の団体に候補者の推薦を依頼し、学識経験者で構成する選考委員会において選考し、関係各界の有識者で構成する永井隆平和記念・長崎賞委員会において決定する。

< 第11回 永井隆平和記念・長崎賞委員会 >

委員長

  • 蒔本 恭 長崎県医師会長(長崎・ヒバクシャ医療国際協力会会長)

委員

  • 中村 法道  長崎県知事
  • 田上 富久  長崎市長
  • 片峰 茂   長崎大学学長(長崎・ヒバクシャ医療国際協力会副会長)
  • 才木 邦夫  株式会社長崎新聞社 代表取締役社長
  • 宮脇 雅俊  長崎商工会議所会頭
  • 永井 徳三郎 長崎市永井隆記念館館長

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